鈴鹿野風呂句集「野風呂第一句集」
京鹿子発行所 大正15.7.1発行
村上さんとA子と三人で久しぶりに新宿はぼるがへ。焼鳥を食べながらポテトサラダを食べながらわいわいと。
まぁ、ここに書いても仕方の無いことや、怖くて書けないことなどあーだこーだと盛り上がり、わいわい。僕は黒ビールごくごく。
店を出てフラフラと村上さんが、パチンコやろうと店へ入っていきまして…。三人ともギャンブルやらないからよくわからないまま玉を打ってると…。
なんか来たー!なんか出たー!あぁ、村上さん、玉こぼれてる、玉こぼれてる!!
えーと、5500円勝ちました。
続いてフラフラと、村上さんがディープな店があるから歌舞伎町で飲もうとまたフラフラフラフラと。
もちろん酔ってるから店がなかなか見つからず。
村上さん、何て名前の店なんですか?
さぁ…。
これじゃいけない、見つからない。
やがてそろそろ帰ろうかなと思ってバイバーイと。
それから村上さんは一人で店を探し続け、なんと探していたディープな店が見つかり飲んで帰ったらしいです。
三時(朝)に留守番電話が入っていて、四時(もちろん朝)にタクシーで帰りました、とメールが。
無事で良かったです。
あ、村上さん、お誕生日おめでとうございます!!!
馬車揺れて只ねむたさやなく雲雀
素敵な日曜日を過ごしたい。
雀子を大事に飼ひぬ二日ほど
三日目は…。
藻にのりてゆれながら鳴く蛙かな
揺れて楽しい蛙かな。
あやしげの桝ではかりぬ蜆売
美人にはやや多め、野郎少なめ。
山門の仁王きたなき櫻かな
これ、なんだか汚らしくなくて古風な感じが良い。尾道もこういう感じがある。
よりそうて一つ日傘や躑躅園
つつましく躑躅など。
たんぽぽに陽をあつめたる芝生かな
野風呂さんの俳句には、あぁ、そんな日曜日が来れば良いな、というような句がたびたびある。これも。
塵取に入れて戻りぬ蕗の薹
はい、これ。
ふー、やっと次回から夏のページに入ります。
じゃ
ばーい