鈴鹿野風呂句集「野風呂第一句集」
京鹿子発行所 大正15.7.1発行
俳句系の人と会う時には、いやー、僕、あんまり働かないですよ、楽ですね、いやー、あっはっは。とか言ってたんですが、どうも皆それを信じて僕が働いてることを信じない。これはマズイと最近は、いやー、きっついですね、不景気で、たまらんですわー、あっはっは、と言うようにしているんですが、本当は別にきつくないです。普通です。
とか書くからいけない。
じゃ、野風呂さんの続きです。
中元や小作はなべて黒砂糖
そう、言いなさんな。
魚影の大きくよぎる夜振かな
ぬぬーっと。
花火打つ人や中州に二三人
居ます。
魂をぬかれし口や昼寝人
かなり寝てます。
大部屋に二人離れて昼寝かな
仲悪いわけではない。
浴衣着て旅館の舟をのりまはす
ひゃっほー。遊びはこうでなくちゃ。
夏帯をさらさら解きてゆあみかな
ゆあみだよ。さらさらと。
今年又子のふえて居る蚊帳かな
野球チームが出来ちまうぜ。
一人居る心やすさや煽風器
煽風器と扇風機って、煽風器のが激しそう。ぶるんぶるん。
じゃ
ばーい