野風~呂⑦

鈴鹿野風呂句集「野風呂第一句集」
京鹿子発行所 大正15.7.1発行

いやー、暑いです。尾道に帰ってます。あ、最近31歳になりました、なるもんですねー。久留島くんが竹の盃を買ってくれました。彼はとても良い友達です。

銀座にすごく美味しいラーメン屋があって、900円ぐらいするけど、すんごく美味しいのでたまに行きます。でも僕は尾道の600円のチャーシューメンが恋しい。絶対に銀座のラーメンの方が美味いのです、でも尾道のラーメンの方が食べたくなる。チャーシューがハムみたいにぺらぺらだけど、大好き。

A子もそうらしいので、結論としては、ラーメンは高級だと飽きるのではないかと。

じゃ、野風呂さん、まだ続きます。

裏は田の闇にたれたる簾かな

裏の方は。

にぎやかに食事すませぬ夏灯

あぁ、これ好き。毎晩こうありたい。

釣堀の親爺が釣つて見せにけり

あなたもきっとできる。

しぼり出すみどりつめたき新茶かな

これも好き。買うよりもいただくか差し上げる、良い新茶。

生ビールや夏を驕るに足りぬべし

生ビールやー。

かへ水にはや糞たれし金魚かな

すぐします。

大蟹の鋏あげつつ逃げにけり

わわわ。

風に毛をそよがせて這ふ毛虫かな

爽やかや。いや、そうでもない。

若楓カメラの前の一家族

皆仲良く幸せで。良いこと。

もうすぐ、三百回だなぁ。

じゃ

ばーい