2015.4.30 書肆山田刊行 冬野虹作品集成 第1巻より
僕は病院嫌いで健康診断かインフルエンザにでもならない限りは病院には行きません。フルーツ食べて寝てればだいたい治ります。
そんな僕が、喉が痛くて痛くて、ご飯が食べれずに、水を飲んでも痛いという有様で、あれ、これはいけないと思って病院に行きました。喉が荒れてますな、薬を出します、と薬をもらって、三日後。全くよくならずに、これはやばい、きっと危険な病気だと怯えながら病院に行き血液検査と点滴をしてもらいました。
お酒を六日止めて、早く寝て、食事もほとんど麺類、米は痛くて食べられないという生活をしていました。
面白くないですね、全く面白くない。
あぁ、こんな面白い。僕は悪い病気なんじゃないか、もう駄目なんじゃないかと、すっかり落ち込んで暮らしていました。あぁ、絶望絶望、喉痛い。
ある日突然に、朝起きると嘘みたいに治っていました。あれ、痛くないぞ、と。食事をし、お酒を飲んでも、あれれ、普通に美味しいぞと。
むしろ今、禁酒が効いたのか、内臓の調子もよく、元気です。久しぶりに、何よりも健康第一と強く思いました。
なんだか、周りの友達も調子悪い方が多く、皆様もお気を付け下さい。
それでは冬野虹さんの続きをやります。
もはやこれまでと飛び下り田螺かな
ハッと気がつくと田螺になっていた、と読んでみると不思議。
焚火してあはき真昼の机なり
焚火が現実なのか、机が現実なのか。あはき真昼が世界を作っている。
祝詞きく三ツ矢サイダー盆の上
良いな、とすっと書き抜いて(僕は筋肉というか直感で句を抜く)から、どう良いのか読み直すと、あ、そっか三ツ矢が良いのかと。虹さんの句は直感で抜ける句が多く、読み返すと何らかの仕組みがあって楽しい。
青々と悴んでこそ神の旅
これは大好きな句。一番好きな句かもしれない。ぞろぞろとした青い影を感じる。
中国の青い簾のむかう側
これも大好き。ふわっと、幻の宋や隋の国が見えそう。なんとなく北宋が合う。
雪の笹咳しみとほる堅田かな
しみとほるが実にしみとほる。
風鈴をつるすこはい処にだけ
そして鳴る、こはい処で。
壁にむかつて雨かんむりを清書
雨かんむりは涼しい。
じゃ
ばーい