登四郎どうしよう17

平成2.11.20 富士見書房刊行
俳句研究別冊 能村登四郎読本

ゴホゴホ咳がなかなかよくらなずに、初めて「咳、痰に」みたいな薬を買って不味い不味いと言いながら飲んでいます。

最近は病になるとすぐにインターネットで調べます。これがよくない。多くが深刻な病の可能性、やら、ひどいのになると、死にます、みたいなことが書いてある。

不安になるじゃないか。

調べなきゃいいんだけど、調べてしまう、そして不安になる。

うまくいかないなぁ…。

句集「寒九」の続きです。

白身魚ならばと食べて冬深む

これならば食べる。肉は無理的な。

まづ籠の青さがよけれ蟹とどく

そしてよい蟹、立派な蟹。

象を見しその足で寄る涅槃寺

涅槃図の象をじっと見る。

まだ淡き朧やあそび足らずをり

人生まだまだ。あそびもまだまだ。

スニーカー買ふ踏青のゆゑならず

欲しかったんです。

逃げの手をかの逃げ水に教へられ

逃げに逃げる。

男同志もいいなあと見て松の花

いいなぁって。

愛弟子がゐてみちのくは青の時

いいなぁって。

竹婦人抱いて二三夜夢もなし

ただただ眠る、竹婦人と。

夕鯵をくれてひたひたゴム草履

ゴム草履感がある。

弟子になるなら炎帝の高弟に

高弟でお願いします、ぜひ。

無気味さやその橋またも鯰釣れ

ぷるん。

どちらが前かあきかぜの浮御堂

こちらが前、多分。それにしてもへし折れた虚子の水中句碑は直さないんだろうか。

素裸の僧ゐてやはり僧なりし

僧だよ。

菊人形裏に菊師のまだをりて

菊師「見ないで」

狐火もでてくる村の数へ唄

皆んな不思議なものが好き。

味のある句集でした。

じゃ

ばーい