久しぶりだじょ⑧

昭和57.9.15角川書店刊行 「杉田久女読本」より

会社の昼休みにテレビでアンパンマンが流れていて、あまりの面白さに休憩時間が終わるまで見てしまいました。アンパンマンって大人になってから見ると、なかなか良いもんだなと。

僕は子どもの頃からカレーパンマンが一番の贔屓でした。レモン型の茶色い顔で、激辛カレーだぁ!と言いながらブベェーと口からカレーを吐きちらす最低な感じがカッコいいなと。僕が今でもカレーパンとカレーマンが大好きなのはきっとカレーパンマンの影響だと思います。

ウルトラマンはセブンが好きでした。頭の大事な部分をぶん投げて(アイスラッガー)相手を切り裂く、ひどいところが好きでした。

ちなみに仮面ライダーはアマゾンが好き。

セブンとアマゾンは僕の世代ではないので、むかしはあちこちにあった高額のレンタルビデオ屋(ツタヤやゲオが流行る前)で借りてみただけなんですが、そういうビデオ屋も見なくなってきたし、なんだか色々懐かしいなぁと。

では久女の続きを。

夜光蟲古鏡の如く漂へる

古鏡の如くが不思議。そんな風に見えるものなのかなと。

母淋しつくりためたる押繪雛

しみじみとする上五。押繪雛って立体的な雛様とはまた違った魅力がありますね。

雪解の雫ひまなし初詣

出雲の句です。ものすごく長い列になりますが、やはりいいものです。出雲蕎麦も食べたのかなと。

神前に遊ぶ雀も出雲がほ

ドヤ。

春潮の上に大山雲をかつぎ

神様を感じる。

ゆるゆると登れば成就椿坂

素敵な下五。

菊の香のくらき佛に灯を献ず

有名句ですね。佛の気配がする。

恋猫を一歩も入れぬ夜の襖

ダメなんもダメ。

今日はここまで

じゃ

ばーい