とても立派な内藤鳴雪①

大正4.4.10日本社発行『鳴雪俳句鈔』
昭和60.10.19松山子規会発行
畠中淳編著『内藤鳴雪』
平成14.7.16岩波書店発行『鳴雪自叙伝』

久しぶりに仲良しの楓子さんとご飯を食べに行きました。最近僕がハマっているアジアな店があってですね、カレーやナンが実に美味しいので行こうよ、って話になって。

楓子さん「私は実は結構辛いの 大丈夫なの」

と言うからカレーの辛さをレベル2の「ホット」にしたらほんとに辛くて、僕も辛いの好きなんですがほんとに辛くて…

あろうことにか楓子さんが僕のポークカレー(あまり辛くない)の方にばかりナンを付けてはパクパク食べて「あー、辛い、辛い、野菜カレーが辛い」と自分の野菜カレー(辛い)をほとんど食べないではありませんか…

そりゃないぜ楓子さん

あろうことにか楓子さんは「麒麟さんはビールあるから大丈夫でしょ」と僕の水もごくごく飲んでしまうではないか…

そりゃないぜ楓子さん

あろうことにか最終的に楓子さんは、僕のポークカレー(肉によってむしろちょっと甘い)と野菜カレー(辛い)をくるりと場所を交換してしまい、まるで僕が野菜カレー(ほんと辛い)を残してしまっているかのようにしてしまったではないか…。

汗をかいてヒーヒー言いながら、まぁそういうのもとても楽しかったです。

えーと、楓子さんは僕の水とか全部飲んだけど、とても優しい女性です。

同じ年齢の友達というのは嬉しいもんです。

さて、給料日に走って古本屋に行き、前から欲しかった内藤鳴雪の本を買いましたので、元々持っていた本と一緒に読んでいきましょう。

三冊ぐらいの本から好きなとこをパラパラ紹介していきます。

今週の『鳴雪自叙伝』より

以下引用

「私の幼時の記憶の最も古いのは、何でも二つか三つ頃に溝(どぶ)へ落っこちた事である。」


大変だったらしい

「どうたもその時の汚さ臭さは今でも記憶している。」


こうして鳴雪翁は我慢強くなっていきました。

今週の『内藤鳴雪』より

鳴雪先生の脳って桂太郎、夏目漱石と共に保管されてたって知ってました?現在もちゃんと東大医学部に保管されてるのかな…。

「鳴雪翁の頭蓋」というエッセイが残っていまして畠中淳編著『内藤鳴雪』で読む事ができます。

以下引用

「頭蓋骨がお椀の様な形ち(ママ)に円く離れて、その下から脳の組織が、さなから南国に産する熟した果実か何ぞの様に、色美しく露はれたのである。」


わぁ…、この全文が読みたければ、『内藤鳴雪』を買うしかない!ちなみに入手難易度はそれほど高くはないと思います。

『新俳句』の鳴雪の句からいくつか

鉢に咲く梅一尺の老木かな

育ったねぇ

野の梅や折らんとすれば牛の声

牛「いやもーん」

若菜つみ若菜摘み京の日は暮れぬ

金閣寺とか行きたい

若鮎のそれほど水は早からず

鳴雪「そうでもないよ、ほんと」
子規「あ、そうなの」

イメージ

流れ木のだぶりだぶりと春の川

虚子「大根の葉早いですよ、ぴゆうと」
鳴雪「だぶりだぶりと流れ木はゆったりでしてね、あぁ羊羹がありますがいかがですか」

イメージ(ありえない)

五月雨の折り折りくわつと野山かな

明治はくわつと野山かな。ここの季題に五月雨なんだぁ

美濃の蚊の近江へにげる蚊遣哉

結構逃げる

夏山の城ありありと夜ありたり

ありありあり

かつかつと蟷螂の鎌鳴らすかな

明治は蟷螂はきりっと

目薬に涼しく秋を知る日かな

鳴雪「く~っ」

あくまでイメージ、尊敬してるんですよ。

天井の天女の煤も払ひけり

ちゃんと綺麗綺麗

二君には仕へ申さぬ紙衣かな

あぁこれ好きです。頑固で良いんです。武士的にいこう、体育会系でいこう。

さとそれでは、またね

ばーい