落語家のリップクリーム冬ざるる
今日は柳家喬太郎師匠のお座敷落語の日。
まあ、お大尽遊びですな。
ちなみに銀座のすき焼き屋さんです。
もちろん夫にはお値段は内緒。私の一年に一度の贅沢なんです。
え?一年に一度以上贅沢しているって?
それは見てみぬふりをしてください。
喬太郎師匠が30人ばかりのお客様に1席落語をしてくださり、
一緒にすき焼きをつつくのです。
このすき焼き屋。どうやら老舗らしく、素晴らしいお姉さま方が焼いてくださいます。
つまりこちらは勝手につついてはいけないわけです。そう作ってくださるのを
箸をなめつつひたすら待つわけです。
まあだから一人高級お肉だけ持っていく御仁もなく、いたって平和に食が進むわけ。
特徴的なのはこちらの「しらたき」
今までいただいた中で一番細いです。極細といっていいほどのしらたき。
それもすべての肉も野菜も終わったあとに
そのしらたきだけを乾煎りし、七味をかけていただきます。
最初にいただいたときには、肉よりもこのしらたきに衝撃を受けたものでした。
そうだ!肉はあまりに銀座値段だろうから
しらたきならば買って帰ることもできるかも?
あなたにもこのしらたきを分けてあげたい。
ええ肉ではなくこのしらたきを……