2017年11月12日

言葉少なく冬眠を愛しけり

1988年11月12日、詩人草野心平が亡くなった。彼の詩、「冬眠」を始めて読んだときは衝撃だった。タイトルの他は黒丸が一つ。詩であるが、絵画のようでもあった。

麿、変? 高山れおな『荒東雑詩』

「寡黙の雄弁」という言葉もある。
津軽弁では「どさ」「ゆさ」だけでも伝わる。
案外、我々はそんなに多くの言葉を使わなくてもいいのかもしれない。