2012年4月14日

飛行機雲先端すすむつららかな

 ぐんぐんのびて行く飛行機雲の先端に目を凝らすと、まるで氷のつぶのような小さな飛行機が白い尾をひきながら進んでいるのが見える。
 自分はすごい時代に生きているものだ、と素朴に思う瞬間である。
 軒先のつららは昔も今も変らないのに……。