2014年8月1日 夏星や風を敷寝の岬馬 岩永佐保 「風を敷寝」するという表現が軽やかかつ爽やかで気持ちが良い。 夏の夜に涼を感じさせる「夏星」に見守られ、 愛らしい「岬馬」もしなやかな「風」ですらも皆、のびやかに息づいている。 「胸」(『鷹 7月号』鷹俳句会、2014)より。