不思議な句である。
「桜」は境界が曖昧なのだ。
花が咲くまではひっそりしているし、咲いていてもなんだかふわふわしているし、
散りゆく花びらになると、世界中を「桜」にしてしまう。
ここは夢なのか現実なのか。夢も今もすべて、「桜」なのだ。
「白壁に蛾が当然のやうにゐる」(『俳コレ』邑書林、2011)より。
不思議な句である。
「桜」は境界が曖昧なのだ。
花が咲くまではひっそりしているし、咲いていてもなんだかふわふわしているし、
散りゆく花びらになると、世界中を「桜」にしてしまう。
ここは夢なのか現実なのか。夢も今もすべて、「桜」なのだ。
「白壁に蛾が当然のやうにゐる」(『俳コレ』邑書林、2011)より。