汽車が過ぎるときの風が、ざばーっと稲穂に伝わる爽やかさ。
田舎の風景に、誰しもがノスタルジーをいだくのではないだろうか。
汽車を見送るさびしさが、風景に静かに心情の色を足している。
漱石は、稲がお米であることを知らなかったそうだ。それに驚いた子規は後に『墨汁一滴』に記したほど。
そんな漱石も、東京から松山に赴任し、このようにのびのびした俳句を作っている。
坪内稔典・中居由美編『漱石・松山百句』(創風社、2007)より。
汽車が過ぎるときの風が、ざばーっと稲穂に伝わる爽やかさ。
田舎の風景に、誰しもがノスタルジーをいだくのではないだろうか。
汽車を見送るさびしさが、風景に静かに心情の色を足している。
漱石は、稲がお米であることを知らなかったそうだ。それに驚いた子規は後に『墨汁一滴』に記したほど。
そんな漱石も、東京から松山に赴任し、このようにのびのびした俳句を作っている。
坪内稔典・中居由美編『漱石・松山百句』(創風社、2007)より。