霧が出てきて寒くなってきたことを思いつつ、こういう細やかな心の移ろいに疲れている。
もちろん、「にも」とあることから、他にも疲れることがあるのだろう。
愁思というセンチメンタルで切ない気分に付き合えないほどに疲れているとも読めるが、
切ないという感情に名前を付けられず、自分の語彙の中で疲れたという言葉を見つけたような、
幼く純粋であるがゆえにより寂しい心が見えてくるようだ。
『夏みかん酸つぱしいまさら純潔など』(河出書房新社、2009)より。
霧が出てきて寒くなってきたことを思いつつ、こういう細やかな心の移ろいに疲れている。
もちろん、「にも」とあることから、他にも疲れることがあるのだろう。
愁思というセンチメンタルで切ない気分に付き合えないほどに疲れているとも読めるが、
切ないという感情に名前を付けられず、自分の語彙の中で疲れたという言葉を見つけたような、
幼く純粋であるがゆえにより寂しい心が見えてくるようだ。
『夏みかん酸つぱしいまさら純潔など』(河出書房新社、2009)より。