色ある物を瓦礫と呼ぶほかなくて灼けて   相子智恵

もともとは人が暮らしたり使ったりしていた物であった「瓦礫」。
まだ生活の気配がする「色」があるからこそ切なくなる。
じりじりと太陽が射していて、もうどうしようもなく瓦礫はそこにあって。
この字余りの韻律に、混沌としている率直な思いがあらわれている。

『いわきへ』(発行人:四ッ谷龍、2012.11)より。

いわき市の文化団体〈プロジェクト傳〉主催の「いわき市の文化財を学び、津波被災地を訪問するツアー」に参加した俳人7人による作品集。
お求めは右記HP〈ツアー参加者句集『いわきへ』〉より四ッ谷龍さんのメールアドレスまで。
冊子の売上はすべて『プロジェクト傳』への寄付とし、いわき市の復興支援活動に役立てるそうです。

このツアーの様子
この地を見よ (関悦史)
いわきのこと (宮本佳世乃)